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How to use

JASTIS研究プロジェクトでは随時、共同研究者を募集しています。研究グループにより、共同研究者およびその研究テーマについて把握しています。
共同研究を希望する場合には、研究代表者である田淵貴大(大阪国際がんセンターがん対策センター疫学統計部:連絡先メールアドレス tabuchitak@gmail.com)までご連絡ください。
研究テーマについては重複等につき調整を実施しますが、現状多くの主要テーマが残っている状況です。

JASTIS研究の立ち上げ~継続調査
JASTIS研究の立ち上げ~継続調査

JASTIS調査情報メモ

2015年調査

2015年1月31日~2月17日に日本の一般住民を対象として電子タバコに関するインターネット調査を実施した。ここでは、電子タバコの認知および使用割合を知るための調査①(コホート1)と、電子タバコの詳細な使用実態を知るための調査②(コホート2および3)の2つの調査を同時に実施した。調査①では、アンケートの回答者(n=9055)のうち、不正回答(矛盾等)の認められた者(n=815)を除外した15-69歳の男女8240人が分析の対象者である。電子タバコの認知および使用の割合(%)を、性・年齢階級・喫煙状況別に計算した。インターネット調査データと一般住民を対象に実施した調査(国民生活基礎調査)データを併合して共変量調整する方法により、インターネット調査データの偏りを補正した。調査②では、アンケートの回答者(n=3201)のうち、電子タバコの使用経験がない者(n=800)、直近30日間に電子タバコを使用していない者(n=1068)、および不正回答の認められた者(n=608)を除外した、電子タバコ現在使用者748人が分析対象者である。
この分析の詳細については、下記原著論文(調査①)および厚労科研報告書としてまとめられている。

  • Tabuchi T, Kiyohara K, Hoshino T, Bekki K, Inaba Y, Kunugita N. Awareness and use of electronic cigarettes and heat-not-burn tobacco products in Japan. Addiction 2016; 111(4): 706-13.

2016年調査

特記事項:2016年調査では、研究費不足のため、調査項目が少なく設定されているため、研究テーマの設定においては要注意。

2015年調査の回答者(ただし、回答者の一部には調査パネルから脱落した者もおり、その者には配信できない)に対し、追跡調査を2016年1月29日(金)に配信し、2016年2月15日朝に終了した。追跡調査実施期間中に3回、督促メールを配信した。回収率等については、JASTIS研究Study Profile論文(J Epidemiol 2019;29:444-50.)を参照のこと。

2017年調査

特記事項:2017年には追跡調査と新規ベースライン調査(n=6000)を実施した。追跡調査の後半には、調査項目を大幅に短縮したバージョンを配信する実験を実施した。そのため、短縮バージョンの回答者では、調査できていない項目もあり、分析の際にそのサンプルについてmissingカテゴリーを設定して対応する等の処理が必要となる。
2015年1-2月に実施した調査回答者への追跡調査(縦断調査Q1~Q49)2017/1/27(金)配信開始~2017/2/16まで(回収数6575)
注記:調査開始時に設問対象者の設定に一部不備があり、Q23~Q29で92人の回答が漏れた。2017/1/31から漏れた回答者に再調査を配信し、89人から回答が得られ、欠損値となったのは3人。

2017/2/17~2/27に設問数を減らしたバージョン(Q1~Q4、Q6~Q31、Q35、Q37、Q46、Q49)を未回答者へ配信した。

対象者減少を補完するための新規ベースライン調査を2017年2月24日~2017年3月13日に配信した。
対象者は2017年1月末時点で楽天リサーチのパネルメンバー。15-69歳男女から性年齢階級別におおよそ均等になるように合計6000人(内訳は下表のとおり。全国パネルからランダムに10代男女150人、2016年のタバコパネル回答者からランダムに20-24歳、25-29歳・・・・65-69歳男女それぞれ約285人)。

2018年調査

特記事項:追跡調査の後半には、調査項目を大幅に短縮したバージョンを配信する実験を実施した。そのため、短縮バージョンの回答者では、調査できていない項目もあり、分析の際にそのサンプルについてmissingカテゴリーを設定して対応する等の処理が必要となる。

2015年1-2月および2017年2月に実施したベースライン調査回答者への追跡調査(縦断調査Q1~Q70)2018/1/26(金)配信開始~2018/2/23まで(回収数10611 年齢異常などを除外後の人数)
2018年3月2日(金)~3月20日(火)まで上記対象者のうち未回答者を対象として、追跡調査(Q1-Q5、Q7-9、Q11-16、Q18、Q24-27、Q35、Q42、Q43、Q44、Q66、Q68-70に限定したバージョン)を配信(回収数 553)。

調査対象者

合計 18103
アクセス可 15901
アクセス不可 2202
アクセス可のうち、2015/10/1以降回答無 337
回収率=10611/15901=66.7%

2019年調査

特記事項:2019年調査では、追跡調査と新規ベースライン調査で異なる項目部分を除き、共通部分の項目名が同じになるように質問番号を設定した。以前の調査では、同じ質問であっても追跡調査と新規ベースライン調査で質問番号が異なり、項目名を後から統一する必要があったが、その処理が必要なくなる。

2015年および2017年のベースライン調査回答者*への追跡調査を2019年2月2日(土)から配信開始し、2019年2月25日(月)に終了した(追跡調査の回収数9262件)。

*調査対象者数と回収率
2015年および2017年のJASTIS研究ベースライン調査の回答者総数18103人のうち、2019年1月7日時点で、有効調査対象者が14825人、ブラックリストが432人、ドロップアウトが2846人であった。
回収率=9262/14825=62.5%

●新規ベースライン調査
15-19歳、20-21歳、22-24歳を対象として2/27(水)配信開始~2019/2/28(木)まで(回収数 1738(=11000-9262)を15-19歳と20-24歳でなるべく均等になる形で回収)

2020年調査

これまでの調査との相違点:追跡調査と新規ベースライン調査で一部の調査票に違いがあったが、2020年調査から追跡調査と新規ベースライン調査で同一の調査票を使用することにした。そのため、2020年調査以降は、全員に対して喫煙歴(何歳から何歳まで吸っていたかなど)を毎年質問するデザインとなる。

2020年2月9日(日)配信開始。
調査の配信方法:データが問題なく格納されているか確認するためもあり、配信の初めは全数の10%程度に配信し、問題が無いと確認できた後に残りの90%に配信する。

注意事項:本研究の対象者はインターネット調査回答者であり、一部に喫煙者や電子タバコ使用者に限定したサンプリング(2015年のベースライン調査②)を用いているため、単純にそのまま一般住民におけるPrevalenceとして解釈はできない。ただし、一般住民におけるPrevalenceを計算することを目的としている項目に関しては、一般住民を代表するデータと統合し重みづけし解析(インターネット調査の対象者であることのバイアスを考慮し補正)する計画である。また、一般住民におけるPrevalenceではなく、例えば非喫煙者と比較して喫煙者ではある事項に関する認識が異なるかどうか等について分析するような場合については上記補正は必要ないものと考えられる。

新型タバコ時代の研究テーマ:MPOWER政策すべてが難しく
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JASTIS研究で明らかにしたいと考えている研究テーマ

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